勉強！日本歌曲‼︎【ピアノ伴奏・作曲】

こんばんは。小林滉三です。

あっという間に２月に突入ですね。

 

１月は某オペラの稽古が忙しくなってきた関係で、それ程目立った活動はしていませんでした。オペラについてはまた改めてお知らせしますね♪

 

挙げるとすれば本番という程でもありませんが、

昨年12月に本番をご一緒したメゾソプラノ歌手・藤田彩歌さんの、歌の生徒さんの試験伴奏で、とある大学へ伺いました。この時期はどこの大学も、試験シーズンですね。

 

20人の生徒さんの伴奏をさせて頂きましたが、歌い方も20通りで一人一人がちゃんと"自分の歌"を歌っていたのが本当に素晴らしかったですし、

改めて、歌曲の面白さや奥深さを再確認できました。

そして、やっぱり伴奏するからには曲のこと、作品のこと、作曲家のことをちゃんと勉強したい。そう思わせてくれた機会でもありました。

 

…と、そんな事を思っていたら、早速日本歌曲の伴奏の依頼が舞い込んできました。

一昨年・去年あたりから、ありがたいことに日本歌曲に触れる機会を多く頂いています。

今回も良い機会なので、がっぷり四つで組む覚悟を決めました🔥

 

普段自分もなかなか作品研究の時間が取れず、あまり偉そうなことは言えないのですが、

作品を演奏することは、その作品と向き合うだけでなく、作者の人生と向き合うことでもあると思っています。

 

例えば、同じ作曲家の曲を2曲並べて演奏するとき、

「作曲者が同じだから、同じアプローチで演奏する」ことが全てのケースに当て嵌まるとは限りません。

作られた時期が違えば、作曲家の置かれた環境も異なるかもしれない。

それぞれの環境下で「作曲のアプローチ」が異なれば、演奏のアプローチも異なると考えるのが自然です。

 

ここ数日、團伊玖磨のことを調べていてそんなことを思いました。

まあ、そこまで考えることで苦しくなるのは結局自分なんですけどね😭笑

でも少なくとも、作品と作曲家への真摯な姿勢は忘れずにいたいと思います。

 

次回のブログ、團伊玖磨について書こうかな✨

 

それではまた。

お読みくださりありがとうございました。