【ピアノとか指揮とか】アドラー心理学を仕事に生かす
2023/05/15
こんにちは!小林滉三です。
なんだか梅雨の前借りのような天気が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
(梅雨の季節に「はい、晴れの日返しま〜す」って言われても、暑いだけなんですよね☹️笑)
『嫌われる勇気』という書籍を紹介しましたが、
本日は"実践編"ということで、私の実生活に当てはめて考えてみたいと思います。
よく「今は忙しいから◯◯できない」という状況に陥ること、皆さまもご経験あるかと思います。
私の場合、このブログを書いてる時点で譜読みしなければならないオペラが3作品、
抱えている編曲が7曲、頼まれている20分以上の作品の作曲がひとつ、応募したいと思っている公募作品の提出がひとつ、
さらわなければいけないピアノソロが2曲、歌曲の伴奏が15曲くらい、合唱の伴奏が12曲ほど…
という感じで(こう書き出してみると我ながらすごいですね😂)、
以前はよく、忙しいことを言い訳にしていました。
分かりやすい例をひとつ挙げると、
「忙しくてブログを書く暇がない」みたいな…(実際今年の3月まではそうでした😓)
しかし、アドラー心理学に当てはめて考えると、この因果は逆なのだそうで。
「忙しくてブログを書く暇がない」というのは、実は
「ブログを書きたくないから『忙しい』状況を自ら作り出している」という解釈になります。
そして「書きたくない理由」これが本人(私)が抱えている本当の"悩み"になる訳ですが、
アドラーは「人間が持つすべての悩みは、対人関係に端を発するものである」と断定しています。
最初に読んだ時は唖然としましたが、言われてみればたしかに、思い当たる節がありました。
私が以前ブログを書くのを躊躇っていた一番の原因はおそらく「自分の文章に自信がなく、人に読まれてどう思われるのかが怖かった」のです。
そしてアドラーは、そこから一歩前に踏み出すための勇気付けとして、「課題の分離」をあげています。
今の例で言えば「ブログを書く」のは私の課題ですが、「私のブログを読んでどう思うか」は他人の課題です。
そして重要なのは「他人の課題に自分が立ち入らないこと」そして「自分の課題に他人を立ち入らせないこと」だと説いています。
つまり、他人からどう思われようが気にする必要はない、と言うより、
他人からの評価に自分が立ち入る必要はないし、立ち入ってはいけない。
これが「嫌われる勇気」です。
そして「忙しくて出来ない」を最終的に解決するのは、過去でも未来でもない「今、ここ」を、真剣かつ丁寧に生きること。
「◯◯を◯日後までに終わらせる」などという計画は立てる必要がないし、立ててはいけない。
今を真剣に生きることが、何より自分の人生を、自分に正直に生きることなのだ、と結論付けています。
…というわけで、仕事が進まないのと忙しいのは関係がないそうです😅
厳しい教えですが、逆に「忙しくても自分のやりたいこと、挑戦したいことにはチャレンジして良いのだ」と言われた気がして、勇気づけられました。
「今、ここ」を真剣に生きるべく、今日もブログを書き終えた小林でした。
それではまた。
いつもお読みくださりありがとうございます♪
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小林 滉三
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